レンズの向こうに未来が見える

起業以来、光学レンズと共に歩み始めて半世紀を迎えるところまで参りました。
2023年10月、クリーンオプチカルを先代より引継ぎました。
小さな会社ではありますが、先代や職人気質の従業員たちが繋いできた技術と経験そしてたくさんの知恵と汗、そしてこの仕事を愛する思いが詰まった会社です。
機械化・AI化の時代ではありますが、最後は「人」に優るものは無いと考えております。
また、私の考える会社は、労使の枠に縛られるのではなく、互いに
「心ある言葉で心を込めて伝える」「本意が理解されるまで伝えきる」上司であれ「耳を傾け、受け入れるべき事はしっかりと受け留める」
そうしたコミュニケーションを取り、互いのコンセンサスを確実にし、信頼関係維持をすることが何より大切だと考えます。
１日の大半を同じ社内で過ごす従業員同士ですから家族のような繋がりが生まれるものです。良い気持ちで仕事をすることは、「ものづくり」において絶対必至と考えます。
無機質な光学レンズではありますが、そこに作り人の「心地の良い思いや温かさ」をのせて、銀盤の白黒カメラに懐かしさを…カラー写真に思いを重ね、デジタル写真に願いを込める…どの時代にも記録・記憶を残す媒体「瞳＝眼」として作り続けてゆきたいと思います。
どうか今後とも、変わらぬご愛顧を賜りますよう心からお願い申し上げます。
光の三原色が「赤・青・緑」であることから、赤を「従業員」青を「お客様」緑を「技術」と考え、
この３色が重なる時、まばゆい光を放ち、遠い世界をも明るく照らす、と確信し精進して参る所存です。
どうぞこれからも、クリーンオプチカルに暖かなご支援を賜りますようお願い申し上げます。